秋 autumn

秋 autumn

029 心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどはせる 白菊の花

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第二十九首め。詠み人は源凡河内躬恒。カテゴリーは秋。初霜が降りた庭の風景を白菊の花に見立てた情景歌。
秋 autumn

026 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第二十六首め。詠み人は貞信公。カテゴリーは秋。美しい紅葉の景色を詠んだ歌。
秋 autumn

024 このたびは ぬさもとりへえず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第二十四首め。詠み人は菅家。カテゴリーは秋。美しい紅葉の景色を詠んだ歌。
秋 autumn

023 月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身ひとつの 秋にはあらねど

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第二十三首め。詠み人は大江千里。カテゴリーは秋。月を見ながら孤独を嘆いた歌。
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022 吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第二十二首め。詠み人は文屋康秀。カテゴリーは秋。漢字の成り立ちと嵐と荒らしの掛詞を用いた技巧派の歌。
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005 奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第五首め。詠み人は猿丸大夫。カテゴリーは秋。落葉した晩秋のもの悲しい和歌。
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001 秋の田の かりほの庵の とまをあらみ わが衣手に 露はぬれつつ

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第一首め。詠み人は天智天皇。カテゴリーは秋。農民を想う和歌。