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話し言葉で【超訳】

OGURA 百人一首

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はじまりに

はじめまして。りらです。
小倉百人一首を【超訳】しています。

 古文って難しいと思っていますか?
 昔の言葉で意味もわからないし、おカタイものだと思いますか?
 中学や高校の古文の授業は好きでしたか?

もちろん、お好きな方もいるでしょうし、大嫌いだった! という方もいらっしゃることでしょう。ワタシも最初はそうでした。学校での授業は。

 あり、をり、はべり、いまそかり。なんだそりゃ。
 サ行変格活用、今はもう言えないけど、そんなやつ覚えさせられた。
「いとをかし」は「可笑しい」って意味じゃない。
「いとあはれ」も「哀れ」ではない。同じ日本語なのに意味変わっちゃったんだね。

学校での古文はひたすら暗記でした。
 別に古文の文法を覚えていなくとも、社会生活は滞りなく送れます。何の支障もなく。本屋さんに並ぶ書物も現代文さえ読めれば楽しめます。どうして学校で勉強するんだろう。受験で優劣を判断するためだけ? 

ただね、ふと思ったのです。あの頃の方達もこうやって普段の言葉を使って書き綴っていたんだよね、と。あの時代の方達にとってはあれが「現代文」なのです。春は朝が素敵よね。夏の満月なんて超キレイって。

デートして恋人と別れてからメールなどで
「今日は楽しかったね。またデートしようね」
 こんなメッセージを送るでしょう?
「バイバイしたばっかりなのにもう逢いたいよ」
 そんな風に想ったことありませんか?

 とても綺麗な景色を目にしたら思わず写真にとってSNSにアップしたりしませんか?
「見てみて! すっごいキレイでしょう?」
 感動したことを誰かに共感いいねしてもらいたくありませんか?

 百人一首に登場する和歌の内容もそのようなものです。自分の想いを相手に贈ったり発表したりしたのです。和歌という手法を使って。

そう、そして和歌です。和歌。五・七・五・七・七の短歌です。たとえば「いとあはれなり」。これも「いと」が大変って意味で「あはれ」は趣があるって意味で、「なり」が助動詞「なり」で断定の意味だから、『大変趣があるのである』って訳す。なんて勉強しても楽しくもなんともない。たった7文字を訳すだけで疲れちゃう。

 だったら、とっかかりだけでも現代っぽく訳してみようかな、と思ったのです。和歌や短歌というと随分と高尚なイメージですが、季節を愛でたり、恋を歌ったり、人生について考えてみたり、そんな歌です。綺麗なものを綺麗だと感動し、好きな人を想って恋い焦がれて、今だって感じることや思うことは似かよっていると思います。

そんなわけではじめたのが本ブログです。【超訳】とある部分がワタシが訳した部分です。

 今は百人一首は競技としても登場します。映画や漫画の『ちはやふる』を観たり読んだりしたことはありますか? 暗記のテストがある学校もあるかもしれません。お正月に家族で坊主めくりしますか? 大勢の人が一度は触れる百人一首の入り口をよかったら覗いてみてください。先には奥深い世界が待っているかも。同じ国の遠い遠い先輩方が感じて想って詠んだ歌。入り口を楽しんでくださるだけでも嬉しいです。

恋をして 景色を愛でて 意外とね 今も昔も 気持ちは同じ

   

かも?

追伸 あくまでも【超訳】ですので、このままの訳を学校のテストで書かれても正解とはなりませんのでご了承くださいませ。

あそびかた

和歌番号

 和歌には番号がふってあります。これは百人一首の和歌番号と言われるものです。作られた年代順だそうです。どの学術書などでも同じ和歌に同じ番号が振られています。
 本ブログで人物名に番号がふってあるのはその人物の和歌番号です。

エピソードタイトル、【超訳】

 ワタシがつけたタイトルと【超訳】です。
 男子高校生風やオレ様イケメン風など試みました。詠み人の年齢とかなりズレがある場合もあります。女性もギャル風、ぶりっ子風、セレブな奥様風と遊んでいます。キャッチコピー含め笑って楽しんでいただけると嬉しいです。

詠み人

 参考文献より抜粋しました。参考文献については参考文献ページをご覧ください。

決まり字

 競技かるたで重要なものです。彼らは百首すべてを暗記しているのは当然ですが、速さを競うため上の句すべてを聞かずに下の句を取ります。決まり字とはそこまで聞いたら百首の中から一首に限定できる文字のことを指します。
 例えば『さ』。これは一字決まりと言って、『さ』一文字で歌が限定されるものです。ちなみに『さ』は
 70 さびしさに やどをたちいでて ながむれば いこもおなじ あきのゆぐれ
 となります。

 最長で6文字のものがあります。しかも3パターン。そのうちの『きみがため』。きみがためで始まる歌は2首あります。
 15 きみがため はるののにいでて わかなつむ わがころもでに ゆきはふりつつ
 50 きみがため しからざりし いのちさへ ながくもがなと おもけるかな
 ですので、15の決まり字は『きみがため は』となり、50の決まり字は『きみがため を』となるわけです。
 一般には必要ない情報かもしれませんが、トリビアとして付記させていただきました。

カテゴリ

 文献を見ていると、恋、季節、旅、離別、それにどこにも属さない「雑」に分けられているようです。(雑秋というのもありました)学術的にはそうなのでしょうが、「雑」というのが、チョット……。
 というわけで、独自のカテゴリにしてみました。学術的には春のものでも恋に入れた歌などもあります。ワタシの私的な分類だと捉えてくださると有難いです。ちなみに恋の歌はあまりに多いので、男性、女性、ラブラブ編に悲恋・失恋編に分けました。

雑感

最後にそれぞれの歌や詠み人に関するワタシの所感をまとめました。私見ですのでかなり偏ったものとなっております。オバサンの世間話、噂話程度にお読みください。人名の後ろに番号がついている場合があります。その方は百人一首に登場する歌人です。番号はその方の和歌番号を指しています。
 歌の学術的な評価は学者の皆様にお任せいたします。言葉はくだけた表現にしていますが、茶化すつもりはありません。どれも日本の誇る文化遺産です。感じたことは愛をもって綴ろうと思います。ワタシ自身もすべての歌に共感できるとは思いませんが、尊敬の念だけはこめようと思います。
 
特に順番もありません。興味を持たれたエピソードからお楽しみください。和歌や詠み人の五十音順や決まり字順の和歌一覧やカテゴリ別、タグ別、キーワード検索なども使ってみてください。

クスッとね 笑ってくれたら 嬉しいな 軽いカンジの ワタシの【超訳】

目次 ~ Table of contents ~

【超訳】OGURA 百人一首

飛鳥時代

奈良時代

平安時代初期

平安時代中期

平安時代後期

    鎌倉時代

      そのほか

        管理人 essay

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         五十音順和歌一覧 

        リンクしない歌は更新予定もしくは編集中です。お待ちくださいね。

        和   歌 詠み人 和歌 no.
        あ行 秋の田の かりほの庵の とまをあらみ 
         わが衣手は 露に濡れつつ   
        天智天皇  001
        明けぬれば 暮るるものとは 知りながら
         なほ恨めしき 朝ぼらけかな  
        藤原道信朝臣052
        浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど   
         あまりてなどか 人の恋しき  
        参議等   039
        朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに   
         吉野の里に 降れる白雪    
        坂上是則  031
        あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の  
         ながながし夜を ひとりかも寝む
        柿本人麻呂 003
        逢ひみての 後の心に くらぶれば   
         昔は物を 思はざりけり    
        権中納言敦忠043
        逢ふことの 絶えてしなくば なかなかに
         人をも身をも 恨みざらまし  
        中納言敦忠 044
        天つ風 雲の通い路 吹きとぢよ    
         乙女の姿 しばしとどめむ   
        僧正遍照  012
        天の原 ふりさけ見れば 春日なる   
         三笠の山に 出でし月かも   
        安倍仲麿  007
        有明の つれなく見えし 別れより   
         暁ばかり 憂きものはなし   
        壬生忠岑  030
        哀れとも いふべき人は 思ほえで   
         身のいたづらに なりぬべきかな
        謙徳公   045
        今来むと 言ひしばかりに 長月の   
         有明の月を 待ち出でつるかな 
        素性法師  021
        奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の    
         声聞くときぞ 秋は悲しき   
        猿丸大夫  005

         五十音順詠み人一覧 

        リンクしない歌は更新予定もしくは編集中です。お待ちくださいね。

        詠み人 和   歌 和歌 no.
        あ行安倍仲麿   天の原 ふりさけ見れば 春日なる   
         三笠の山に 出でし月かも   
        007
        在原業平朝臣 ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川   
         からくれなゐに 水くくるとは 
        017
        伊勢     難波潟 短き蘆の 節の間も      
         逢はでこの世を 過ぐしてよとや
        019
        右近     忘らるる 身をば思はず 誓ひてし   
         人の命の 惜しくもあるかな  
        038
        右大将道綱母 嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間に 
         いかに久しき ものとかは知る 
        053
        恵慶法師   八重葎 しげれる宿の さびしきに   
         人こそ見えね 秋は来にけり  
        047
        大江千里   月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ  
         わが身ひとつの 秋にはあらねど
        023
        凡河内躬恒  心あてに 折らばや折らむ 初霜の 
         置きまどはせる 白菊の花    
        029
        大中臣能宣朝臣 みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ 
         昼は消えつつ 物をこそ思へ  
        049
        小野小町   花の色は 移りにけりな いたづらに  
         わが身世にふる ながめせしまに
        009
        か行柿本人麻呂  あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の  
         ながながし夜を ひとりかも寝む
        003
        河原左大臣  陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに   
         乱れそめにし 我ならなくに  
        014
        菅家     このたびは ぬさもとりあえず 手向山 
         紅葉の錦 神のまにまに    
        024
        喜撰法師   わが庵は 都のたつみ しかぞ住む   
         世をうぢ山と 人は言ふなり  
        008
        儀同三司母  忘れじの 行末までは かたければ   
         今日を限りの 命ともがな   
        054
        紀貫之    人はいさ 心も知らず ふるさとは   
         花ぞ昔の 香ににほひける   
        035
        紀友則    ひさかたの 光のどけき 春の日に   
         しづこころなく 花の散るらむ 
        033
        清原深養父  夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを  
         雲のいづこに 月宿るらむ   
        036
        清原元輔   契りきな かたみに袖を しぼりつつ 
         末の松山 波こさじとは    
        042
        謙徳公    哀れとも いふべき人は 思ほえで   
         身のいたづらに なりぬべきかな
        045
        光孝天皇   君がため 春の野に出でて 若菜摘む  
         我が衣手に 雪は降りつつ   
        015
        権中納言敦忠 逢ひみての 後の心に くらぶれば   
         昔は物を 思はざりけり    
        043
        さ行坂上是則   朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに   
         吉野の里に 降れる白雪    
        031
        猿丸大夫   奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の    
         声聞くときぞ 秋は悲しき   
        005
        参議篁    わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 
         人には告げよ 海人の釣舟   
        011
        参議等    浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど   
         あまりてなどか 人の恋しき  
        039
        三条右大臣  名にしおはば 逢坂山の さねかづら  
         人に知られで くるよしもがな 
        025
        持統天皇   春過ぎて 夏来にけらし 白妙の    
         衣ほすてふ 天の香久山    
        002
        蝉丸     これやこの 行くも帰るも 別れては  
         知るも知らぬも 逢坂の関   
        010
        僧正遍照   天つ風 雲の通い路 吹きとぢよ    
         乙女の姿 しばしとどめむ   
        012
        素性法師   今来むと 言ひしばかりに 長月の   
         有明の月を 待ち出でつるかな 
        021
        曽禰好忠   由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え   
         行方も知れぬ 恋の道かな   
        046
        た行大納言公任  滝の音は 絶えて久しく なりぬれど  
         名こそ流れて なほ聞こえけれ 
        055
        平兼盛    忍ぶれど 色に出にけり わが恋は   
         ものや思ふと 人の問ふまで  
        040
        中納言朝忠  逢ふことの 絶えてしなくば なかなかに
         人をも身をも 恨みざらまし  
        044
        中納言兼輔  みかの原 わきて流るる いづみ川   
         いつ見きとてか 恋しかるらむ 
        027
        中納言行平  立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる  
         まつとしきかば 今帰り来む  
        016
        中納言家持  かささぎの 渡せる橋の 置く霜の   
         白きを見れば 夜ぞ更けにける 
        006
        貞信公    小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば    
         今ひとたびの みゆき待たなむ 
        026
        天智天皇   秋の田の かりほの庵の とまをあらみ 
         わが衣手は 露に濡れつつ   
        001
        は行春道列樹   山川に 風のかけたる しがらみに   
         流れもあへぬ 紅葉なりけり  
        032
        藤原興風   誰をかも 知る人にせむ 高砂の    
         松も昔の 友ならなくに    
        034
        藤原実方朝臣 かくとだに えやはいぶきの さしも草 
         さしもしらじな 燃ゆる思ひを 
        051
        藤原敏行朝臣 住之江の 岸による波 よるさへや   
         夢の通い路 人目よくらむ   
        018
        藤原道信朝臣 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら
         なほ恨めしき 朝ぼらけかな  
        052
        藤原義孝   君がため 惜しからざりし 命さへ   
         長くもがなと 思ひけるかな  
        050
        文屋朝康   白露に 風の吹きしく 秋の野は    
         つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける 
        037
        文屋康秀   吹くからに 秋の草木の しをるれば  
         むべ山風を あらしといふらむ 
        022
        ま行源重之    風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ  
         くだけて物を 思ふころかな  
        048
        源宗于朝臣  山里は 冬ぞ寂しき まさりける    
         人目も草も かれぬと思へば  
        028
        壬生忠見   恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 
         人知れずこそ 思ひそめしか  
        041
        壬生忠岑   有明の つれなく見えし 別れより   
         暁ばかり 憂きものはなし   
        030
        元良親王   わびぬれば 今はた同じ 難波なる   
         みをつくしても 会はむとぞ思う
        020
        や行山部赤人   田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 
         富士の高嶺に 雪は降りつつ  
        004
        陽成院    筑波嶺の みねより落つる みなの川  
         恋ぞつもりて 淵となりぬる  
        013

         決まり字順一覧 

        リンクしない歌は更新予定もしくは編集中です。お待ちくださいね。

        あけ 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら
         なほ恨めしき 朝ぼらけかな  
        藤原道信朝臣052
        あし あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の  
         ながながし夜を ひとりかも寝む 
        柿本人麻呂 003
        あひ 逢ひみての 後の心に くらぶれば   
         昔は物を 思はざりけり    
        権中納言敦忠043
        おく 奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の   
         声聞くときぞ 秋は悲しき   
        猿丸大夫  005
        かく かくとだに えやはいぶきの さしも草 
         さしもしらじな 燃ゆる思ひを 
        藤原実方朝臣051
        かさ かささぎの 渡せる橋の 置く霜の   
         白きを見れば 夜ぞ更けにける 
        中納言家持 006
        この このたびは ぬさもとりあえず 手向山 
         紅葉の錦 神のまにまに    
        菅家    024
        こひ 恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 
         人知れずこそ 思ひそめしか  
        壬生忠見  041
        これ これやこの 行くも帰るも 別れては  
         知るも知らぬも 逢坂の関   
        蝉丸    010
        しの 忍ぶれど 色に出にけり わが恋は   
         ものや思ふと 人の問ふまで  
        平兼盛   040
        しら 白露に 風の吹きしく 秋の野は    
         つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける 
        文屋朝康  037
        たき 滝の音は 絶えて久しく なりぬれど  
         名こそ流れて なほ聞こえけれ 
        大納言公任 055
        たご 田子の浦に うち出でてみれば 白妙の 
         富士の高嶺に 雪は降りつつ  
        山部赤人  004
        たち 立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる  
         まつとしきかば 今帰り来む  
        中納言行平 016
        たれ 誰をかも 知る人にせむ 高砂の    
         松も昔の 友ならなくに    
        藤原興風  034
        ちは ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川   
         からくれなゐに 水くくるとは 
        在原業平朝臣017
        つき 月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ  
         わが身ひとつの 秋にはあらねど
        大江千里  023
        つく 筑波嶺の みねより落つる みなの川  
         恋ぞつもりて 淵となりぬる  
        陽成院   013
        なつ 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを  
         雲のいづこに 月宿るらむ   
        清原深養父 036
        ひさ ひさかたの 光のどけき 春の日に   
         しづこころなく 花の散るらむ 
        紀友則   033
        みち 陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに   
         乱れそめにし 我ならなくに  
        河原左大臣 014
        やえ 八重葎 しげれる宿の さびしきに   
         人こそ見えね 秋は来にけり  
        曽禰好忠  047
        ゆら 由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え   
         行方も知れぬ 恋の道かな   
        恵慶法師  046
        わび わびぬれば 今はた同じ 難波なる   
         みをつくしても 会はむとぞ思う
        元良親王  020
        をぐ 小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば    
         今ひとたびの みゆき待たなむ 
        貞信公   026
        あきの 秋の田の かりほの庵の とまをあらみ 
         わが衣手は 露に濡れつつ   
        天智天皇  001
        あさぢ 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど   
         あまりてなどか 人の恋しき  
        参議等   039
        あはれ 哀れとも いふべき人は 思ほえで   
         身のいたづらに なりぬべきかな
        謙徳公   045
        あふこ 逢ふことの 絶えてしなくば なかなかに
         人をも身をも 恨みざらまし  
        中納言朝忠044
        あまつ 天つ風 雲の通い路 吹きとぢよ    
         乙女の姿 しばしとどめむ   
        僧正遍照  012
        あまの 天の原 ふりさけ見れば 春日なる   
         三笠の山に 出でし月かも   
        安倍仲麿  007
        ありあ 有明の つれなく見えし 別れより   
         暁ばかり 憂きものはなし   
        壬生忠岑  030
        いまこ 今来むと 言ひしばかりに 長月の   
         有明の月を 待ち出でつるかな 
        素性法師  021
        かぜを 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ  
         くだけて物を 思ふころかな  
        源重之  048
        なげき 嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間に 
         いかに久しき ものとかは知る 
        右大将道綱母053
        なにし 名にしおはば 逢坂山の さねかづら  
         人に知られで くるよしもがな 
        三条右大臣 025
        はなの 花の色は 移りにけりな いたづらに  
         わが身世にふる ながめせしまに
        小野小町  009
        はるす 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の    
         衣ほすてふ 天の香久山    
        持統天皇  002
        ひとは 人はいさ 心も知らず ふるさとは   
         花ぞ昔の 香ににほひける   
        紀貫之   035
        みかき みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ 
         昼は消えつつ 物をこそ思へ  
        大中臣能宣朝臣049
        みかの みかの原 わきて流るる いづみ川   
         いつ見きとてか 恋しかるらむ 
        中納言兼輔 027
        やまが 山川に 風のかけたる しがらみに   
         流れもあへぬ 紅葉なりけり  
        春道列樹032
        やまざ 山里は 冬ぞ寂しき まさりける    
         人目も草も かれぬと思へば  
        源宗于朝臣 028
        わがい わが庵は 都のたつみ しかぞ住む   
         世をうぢ山と 人は言ふなり  
        喜撰法師  008
        わすら 忘らるる 身をば思はず 誓ひてし   
         人の命の 惜しくもあるかな  
        右近    038
        わすれ 忘れじの 行末までは かたければ   
         今日を限りの 命ともがな   
        儀同三司母 054

        更新予定

        2022.5和歌番号 001 ~ 0102022.8和歌番号 051 ~ 060
        2022.6和歌番号 011 ~ 0202022.8和歌番号 061 ~ 070
        2022.6和歌番号 021 ~ 0302022.9和歌番号 071 ~ 080
        2022.7和歌番号 031 ~ 0402022.9和歌番号 081 ~ 090
        2022.7和歌番号 041 ~ 0502022.10和歌番号 091 ~ 100

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