後撰集

男子悲恋

039 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第三十九首め。詠み人は参議等。カテゴリーは悲恋。抑えきれない恋心を詠った歌。
秋 autumn

037 白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第三十七首め。詠み人は文屋朝康。カテゴリーは秋。風に散る白露をネックレスに見立てた美しい情景歌。
男子悲恋

025 名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第二十五首め。詠み人は三条右大臣。カテゴリーは悲恋。恋人に逢えないことを嘆いた歌。
男子悲恋

020 わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第二十首め。詠み人は元良親王。カテゴリーは悲恋。引き離されて逢えない恋しい人に贈った歌。
男子恋

013 筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第十三首め。詠み人は陽成院。カテゴリーは恋。好きな女性のことを詠った歌。
旅、別れ

010 これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第十首め。詠み人は蝉丸。カテゴリーは人生。出会いや別れなどを詠った歌。
秋 autumn

001 秋の田の かりほの庵の とまをあらみ わが衣手に 露はぬれつつ

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第一首め。詠み人は天智天皇。カテゴリーは秋。農民を想う和歌。