天皇

人生、時代

100 百敷や 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第百首め。詠み人は順徳院。カテゴリーは人生。今は廃れてしまった宮中だが、華やかな時代を懐かしんだ歌。
人生、時代

099 人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十九首め。詠み人は後鳥羽院。カテゴリーは人生。天皇でありながら思うようにならない世をはかなんだ歌。
男子悲恋

077 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第七十七首め。詠み人は崇徳院。カテゴリーは悲恋。今は分かれてしまうけれど必ずまた逢おうと詠んだ歌。
人生、時代

068 心にも あらで憂き世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第六十八首め。詠み人は三条院。カテゴリーは人生。不遇な人生の中、月を見上げて詠んだ歌。
男子恋

015 君がため 春の野に出でて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第十五首め。詠み人は光孝天皇。カテゴリーは恋。好きな女性のことを詠った歌。
男子恋

013 筑波嶺の みねより落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第十三首め。詠み人は陽成院。カテゴリーは恋。好きな女性のことを詠った歌。
夏 summer

002 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香久山

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第二首め。詠み人は持統天皇。カテゴリーは夏。爽やかな初夏の風景が見えるような和歌。
秋 autumn

001 秋の田の かりほの庵の とまをあらみ わが衣手に 露はぬれつつ

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第一首め。詠み人は天智天皇。カテゴリーは秋。農民を想う和歌。