夏が題材の百人一首
夏 summer098 風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎそ夏の しるしなりけり
話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十八首め。詠み人は従二位家隆。カテゴリーは夏。六月祓という行事に寄せて晩夏を惜しむ歌。
夏 summer081 ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる
話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第八十一首め。詠み人は後徳大寺左大臣。カテゴリーは夏。ほととぎすと有明の月を詠んだ歌。
夏 summer036 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ
話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第三十六首め。詠み人は清原深養父。カテゴリーは夏。月を擬人化して詠んだ夏の明け方の歌。
夏 summer002 春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香久山
話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第二首め。詠み人は持統天皇。カテゴリーは夏。爽やかな初夏の風景が見えるような和歌。