人生、時代083 世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第八十三首め。詠み人は皇太后宮大夫俊成。カテゴリーは人生。世の中はツラいけれども逃げられないのだと出家を思いとどまった歌。2022.10.05人生、時代
男子悲恋082 思ひわび さても命は あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第八十二首め。詠み人は道因法師。カテゴリーは悲恋。ツラい恋を経験し、それでも生きながらえていると詠った歌。2022.10.04男子悲恋悲恋 disappointed love
夏 summer081 ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第八十一首め。詠み人は後徳大寺左大臣。カテゴリーは夏。ほととぎすと有明の月を詠んだ歌。2022.10.03夏 summer
女子悲恋080 ながからむ 心も知らず 黒髪の みだれてけさは ものをこそ思へ 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第八十首め。詠み人は待賢門院堀河。カテゴリーは悲恋。男性からの後朝の歌に返した激しい女心を詠んだ歌。2022.09.23女子悲恋悲恋 disappointed love
秋 autumn079 秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第七十九首め。詠み人は左京大夫顕輔。カテゴリーは秋。秋の月の美しさを詠んだ歌。2022.09.222022.10.02秋 autumn
冬 winter078 淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝ざめぬ 須磨の関守 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第七十八首め。詠み人は源兼昌。カテゴリーは冬。須磨の関守が詠んだ寂しい歌。2022.09.212022.10.02冬 winter
男子悲恋077 瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第七十七首め。詠み人は崇徳院。カテゴリーは悲恋。今は分かれてしまうけれど必ずまた逢おうと詠んだ歌。2022.09.202022.10.02男子悲恋悲恋 disappointed love
人生、時代076 わたの原 漕ぎ出でて見れば 久方の 雲居にまがふ 沖つ白波 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第七十六首め。詠み人は法性寺入道前関白太政大臣。カテゴリーは人生。青い海や白い波や雲を詠った情景歌。2022.09.192022.10.02人生、時代
人生、時代075 契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第七十五首め。詠み人は藤原基俊。カテゴリーは人生。息子の人事がうまくいかず嘆いた歌。2022.09.162022.10.02人生、時代
男子悲恋074 うかりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第七十四首め。詠み人は源俊寄朝臣。カテゴリーは悲恋。歌合せでうまく行かない恋を詠った歌。2022.09.152022.10.02男子悲恋悲恋 disappointed love