人生、時代055 滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえこれ 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第五十五首め。詠み人は大納言公任。カテゴリーは人生、時代。かつての滝は涸れてしまったけれど、名声は残っていると詠んだ歌。2022.08.12人生、時代
男子恋052 明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第五十二首め。詠み人は藤原道信朝臣。カテゴリーは恋。少しのあいだも離れていたくない恋人に贈った後朝の歌。2022.08.09男子恋恋 love
男子恋051 かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第五十一首め。詠み人は藤原実方朝臣。カテゴリーは恋。初めて恋心を相手に打ち明けた歌。2022.08.08男子恋恋 love
男子恋050 君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひけるかな 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第五十首め。詠み人は藤原義孝。カテゴリーは恋。ようやく逢うことのできた恋人に贈った後朝の歌。2022.07.292022.09.17男子恋恋 love
男子恋049 みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ 昼は消えつつ ものをこそ思へ 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第四十九首め。詠み人は大中臣能宣朝臣。カテゴリーは恋。恋人に逢える夜と逢えない昼を対比させた歌。2022.07.282022.08.20男子恋恋 love
男子悲恋048 風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけてものを 思ふころかな 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第四十八首め。詠み人は源重之。カテゴリーは悲恋。打ち解けてくれない彼女に贈った歌。2022.07.272022.08.26男子悲恋悲恋 disappointed love
秋 autumn047 八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第四十七首め。詠み人は恵慶法師。カテゴリーは秋。荒れてしまった屋敷に訪れた寂しい秋を詠った歌。2022.07.26秋 autumn
男子悲恋046 由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え 行方も知れぬ 恋の道かな 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第四十六首め。詠み人は曽禰好忠。カテゴリーは悲恋。不安な恋を詠った歌。2022.07.252022.07.26男子悲恋悲恋 disappointed love
男子悲恋045 哀れとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第四十五首め。詠み人は謙徳公。カテゴリーは悲恋。恋に破れて死んでしまうと詠んだ歌。2022.07.222022.08.26男子悲恋悲恋 disappointed love
男子悲恋044 逢ふことの 絶えてしなくば なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第四十四首め。詠み人は中納言朝忠。カテゴリーは悲恋。こんな想いをするなら逢わなければよかったと嘆いた歌。2022.07.21男子悲恋悲恋 disappointed love