古今集

女子恋

009 花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九首め。詠み人は小野小町。カテゴリーは春。桜と自身の美しさと衰えを詠んだ歌。
人生、時代

008 わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第八首め。詠み人は喜撰法師。カテゴリーは人生。掛詞や関連する言葉を繋げたユーモアあふれる歌。
人生、時代

007 天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第七首め。詠み人は阿部仲麿。カテゴリーは人生。遠い異国から月を見上げ故郷を想って詠んだ歌。
秋 autumn

005 奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき

話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第五首め。詠み人は猿丸大夫。カテゴリーは秋。落葉した晩秋のもの悲しい和歌。