人生、時代100 百敷や 古き軒端の しのぶにも なほあまりある 昔なりけり 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第百首め。詠み人は順徳院。カテゴリーは人生。今は廃れてしまった宮中だが、華やかな時代を懐かしんだ歌。2022.10.282022.10.29人生、時代
人生、時代099 人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに もの思ふ身は 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十九首め。詠み人は後鳥羽院。カテゴリーは人生。天皇でありながら思うようにならない世をはかなんだ歌。2022.10.272022.10.29人生、時代
夏 summer098 風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎそ夏の しるしなりけり 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十八首め。詠み人は従二位家隆。カテゴリーは夏。六月祓という行事に寄せて晩夏を惜しむ歌。2022.10.26夏 summer
女子悲恋097 来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十二首め。詠み人は二条院讃岐。カテゴ二リーは悲恋。恋の涙は乾くことなく、誰にも知られないと嘆いた悲恋の歌。2022.10.25女子悲恋悲恋 disappointed love
人生、時代096 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十六首め。詠み人は入道前太政大臣。カテゴリーは人生。舞い散る桜に寄せてわが身の衰えを詠んだ歌。2022.10.242022.10.26人生、時代
人生、時代095 おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つ杣に 墨染めの袖 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十五首め。詠み人は前大僧正慈円。カテゴリーは人生。戦乱の世を生きる人々を救いたいと詠んだ歌。2022.10.212022.10.23人生、時代
秋 autumn094 み吉野の 山の秋風 小夜更けて ふるさと寒く 衣うつなり 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十四首め。詠み人は参議雅経。カテゴリーは秋。吉野の晩秋の寂しさを詠んだ歌。2022.10.202022.10.23秋 autumn
人生、時代093 世の中は 常にもがもな 渚こぐ あもの小舟の 綱手かなしも 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十三首め。詠み人は鎌倉右大臣。カテゴリーは秋。激動の時代を生きる将軍が穏やかな日常を詠んだ歌。2022.10.192022.10.23人生、時代
秋 autumn091 きりぎりす なくや霜夜の さむしろに 衣かたしき 独りかも寝む 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十一首め。詠み人は後京極摂政前太政大臣。カテゴリーは秋。妻を亡くして迎えた秋の寂しさを詠んだ歌。2022.10.17秋 autumn
秋 autumn087 村雨の 露もまだひぬ 真木の葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第八十一首め。詠み人は後徳大寺左大臣。カテゴリーは夏。ほととぎすと有明の月を詠んだ歌。2022.10.112022.10.15秋 autumn