夏 summer098 風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎそ夏の しるしなりけり 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十八首め。詠み人は従二位家隆。カテゴリーは夏。六月祓という行事に寄せて晩夏を惜しむ歌。2022.10.26夏 summer
女子悲恋097 来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十二首め。詠み人は二条院讃岐。カテゴ二リーは悲恋。恋の涙は乾くことなく、誰にも知られないと嘆いた悲恋の歌。2022.10.25女子悲恋悲恋 disappointed love
人生、時代096 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十六首め。詠み人は入道前太政大臣。カテゴリーは人生。舞い散る桜に寄せてわが身の衰えを詠んだ歌。2022.10.242022.10.26人生、時代
秋 autumn094 み吉野の 山の秋風 小夜更けて ふるさと寒く 衣うつなり 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十四首め。詠み人は参議雅経。カテゴリーは秋。吉野の晩秋の寂しさを詠んだ歌。2022.10.202022.10.23秋 autumn
人生、時代093 世の中は 常にもがもな 渚こぐ あもの小舟の 綱手かなしも 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十三首め。詠み人は鎌倉右大臣。カテゴリーは秋。激動の時代を生きる将軍が穏やかな日常を詠んだ歌。2022.10.192022.10.23人生、時代
女子悲恋092 わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね 乾く間もなし 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十二首め。詠み人は二条院讃岐。カテゴ二リーは悲恋。恋の涙は乾くことなく、誰にも知られないと嘆いた悲恋の歌。2022.10.18女子悲恋悲恋 disappointed love
秋 autumn091 きりぎりす なくや霜夜の さむしろに 衣かたしき 独りかも寝む 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十一首め。詠み人は後京極摂政前太政大臣。カテゴリーは秋。妻を亡くして迎えた秋の寂しさを詠んだ歌。2022.10.17秋 autumn
女子悲恋090 見せばやな 雄島のあまの 袖だにも 濡れにぞ濡れし 色はかはらず 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第九十首め。詠み人は殷富門院大輔。カテゴリーは悲恋。恋の辛さに血の涙を流すほどだと嘆いた悲恋の歌。2022.10.14女子悲恋悲恋 disappointed love
女子悲恋088 難波江の 蘆のかりねの 一夜ゆゑ みをつくしてや 恋わたるべき 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第八十八首め。詠み人は皇嘉門院別当。カテゴリーは悲恋。歌合せのお題「旅宿に逢う恋」で遊女の想いを詠んだ歌。2022.10.12女子悲恋悲恋 disappointed love
人生、時代084 ながらへば またこのごろや しのばれむ 憂しと見し世ぞ 今は恋しき 話し言葉で【超訳】する小倉百人一首第八十四首め。詠み人は藤原清輔朝臣。カテゴリーは人生。今は辛くても恋しく思えるときが来るよと友人を励ました歌。2022.10.06人生、時代